重金属妖怪単独活動公演巡業・京都咽堂編

と書くと何がなんだか。


えー、行ってまいりました陰陽座ライブ「臥した龍の睛を點せ!」。7/18は京都MUSEホールにて。しかるべき場所での生演奏・生唄って、干支が一周するぐらい聴いてないので、どきどきものでした。


16:30。様子見に会場へ。開場は17:30ですがとりあえず。既に集まってきてます。この人らみんな生陰陽座を拝みに来たのかと思うとどきどきです。開場はやはり17:30からなので、という事で一旦退散。ライブに備えて水を買い用を足し、先にグッズを買うためにホール入り口へ。絶対必須の扇子をゲットです。あとトートバッグ。これで夏のオタクの祭典にも対応可能っ(黙


17:00過ぎ。順番に並び始めます。手持ちのチケットは81番〜84番。結構前の方じゃないかという話。待ちながらきょろきょろ。浴衣の女の子とかロリータな女の子とか普通にロック・メタル好きそうな女の子とか、普通に普段着の男の子とか(笑) 男女比が大体半々。これは凄く気が楽だそうです。BUCK-TICKのライブは女性が95%ぐらいですごく居心地がよろしくないそうです(笑) 大樹氏談。
17:30。開場。前でした。かなり。てか最前列から5mと離れてなかった気が。すごいよメンバーの顔がしっかり見えるよ!右端の方だから狩姦さんの顔がばっちりだよ!(笑) あとは待つのみ。待つのみ。


18時過ぎ。スピーカーから雷の音が。開演だー!


http://www.onmyo-za.net/onmyoza/setlist/20050718.html


演目は以上の通り。


まず、靂(かみのふるめき)〜龍の雲を得る如し。ここで!瞬火さんが!瞬火さんが!歌詞を忘れたー!Aメロ辺りの歌詞を忘れたー!これぞライブ!CDでは絶対起こらない!ライブ素晴らしい!(嫌な楽しみ方だ) いやあ、ごめん。俄然親近感湧いた(笑) 格好いいとこも格好悪いとこも見られるライブって素敵ー! あ、勿論靂はみんなで拳を振り上げておりました。


MC。「改めましてこんばんはー、妖怪HMバンド、陰陽座でぇぁっす!」ああ陰陽座だ、生瞬火だ(黙 チケット完売ありがとうございます、と。そして黒猫さんインタビュー、狩姦さんのエネルギー源…「いいキムチが手に入らないんで今はキムチとビールじゃないんです」なんですとー(笑)「今はビールとポリッキーです」「物足りなくない?」「いやそんなことないですよ?」


続いて彷徨える〜不知火〜鬼ころし
彷徨える。瞬火ボーカル素敵ー!瞬火コーラス素敵ー!拳を振り上げ「喰らえ!喰らえ!喰らえ!喰らえ!喰らえ!」
不知火はコーラスがはっきり聞こえて素敵ー。でも音が大きすぎてこの曲の独特の雰囲気がイマイチ味わえなかった気がする(笑)
そして鬼ころし。振るぜ頭!上げるぜ拳!てやてやてや!どの曲もそうだけど、斗羅さんのドラムを叩くのが凄く楽しそう。楽しそうといえば黒猫さんもすごい楽しそうな表情でもう可愛くて綺麗で惚れる!瞬火さんと黒猫さんがじっと見つめあいながら頭を振ってたのが何かすごい印象に残ったりしました。どの曲の時だったかは忘れたけど。
招鬼さんと狩姦さんのどっちがどのパートか分かってない為、どっち見ればいいのか分かんなくて困りました=□○_ あと生音聴くとベースがよく分かるねー。ぶっちゃけCDじゃあんまり分からなかったのですorz 腹で感じる音もライブの醍醐味なんだなあとしみじみ。


MC2。「昨日は移動日やったから阪神負けてん!」と斗羅さん(笑) ライブの日は勝つらしいので、今日は勝つといいねといいつつ。キーボードの阿部さん登場ー。と言う訳で次はキーボードの曲かっ!そうでした。甲賀忍法帖〜!


で、甲賀忍法帖〜月花と続きます。阿部さんは甲賀忍法帖の能管の部分を演奏。正直CDで聴いてる限りじゃ微妙に物足りなかった甲賀忍法帖、生で聴いたら違い過ぎ。ほんと腹に響く音がたまんない。黒猫さーん声素敵ー!どうしてあんな高音でビブラートかかるのかしら。そして「殲!」
阿部さん戻っちゃった。という事はアルバム曲かな。と思ったら月花。つくづくセクスィな曲だ。瞬火ボーカルも黒猫ボーカルもコーラスもギターソロも…。


MC3。月花の作曲である招鬼さんに話を振って…えーと…忘れた=□○_ そして「地球の滅亡を唄った曲では有りますが、こうならないようにという想いを込めて」ということで、みんなでコーラスを唄ってくれと言われた…蛟龍の巫女(みずちのみこ)。


で、蛟龍の巫女。最高、たまらん、ドラムもベースもソロもそしてボーカルも全てが格好良すぎ( *´Д`*) もう何をかいわんや。頭振りっぱなしでした。でもコーラスってどうしろっちゅーんじゃーと思った人も多かろう(笑) 


MC4。これだけのコーラスならまだまだ希望が持てそうだよねと黒猫さん。ほんとにそうだったら嬉しいもんです。そして阿部さん再登場。ついに来ましたメインエベント!


と言う事で、メインエベント。京都に縁のある曲、組曲義経」!
悪忌判官。勿論頭振りまくりです。散々PVを見たアレが目の前で!あーもー瞬火さーん素敵ー!惚れるー!萌えるー!(黙 PVで唄いながら右の手を握り締めてたのはやっぱPVだからなのね(笑) 
夢魔炎上。みんなの頭も止まります。当然だ、この曲こそがこのライブの本当の山場だから。確かこの曲だったよなあ、前奏で黒猫さんの日舞っぽい舞が素敵。そして唄。聴き惚れます。「世に仇なすのが悪…」の下り、髪を振り乱したままでの黒猫さんの表情が、語りが、もうたまらん。更に「渾ては一族の名を賭して…」の下り、黒猫さんの表情が正しく鬼気迫る!対して瞬火さんは…髪の毛で表情見えませんでした(笑) そしてそして、この曲のクライマックス、この瞬間を楽しみに此処に来た、その瞬間。「殺してしまえ」そして黒猫さんの静御前の台詞。余りに真に迫り過ぎてもうたまりません。マジ泣きかけました。きっと観客みんな泣きそうな顔してたんだと思う。
そして斗羅さん。泣きそうな顔してました。泣きそうな顔でドラム叩いてました。その表情がもう凄く印象的で印象的で。そんな斗羅さんに惚れた。
そしてわが子を抱くかの様に鈴を持ってきた黒猫さんが「しゃりん」。来世邂逅に続きます。


もうなんつーか、ただ叫ぶだけじゃなくて、ただ頭振るだけじゃなくて、MCで笑うだけじゃなくて、ここまでの感動を呼び起こしてくれた陰陽座に感謝。どんな場面でもしれっと演奏するのがエンターテイメントの一流だという話だけれども、歌詞を忘れるとか泣きそうな顔でドラム叩くとかMCが長いとかそんなのは二流かも知れないけれども、「陰陽座は二流で結構」、観客みんなと演奏者みんなで手を取り合い盛り上がり感動できる、そんなエンターテイメントを提供してくれる陰陽座においらは惚れました。
…何言ってんでしょうな、おいらは(笑)


閑話休題MC5。ここから終わりまで一気に行くぜー!と、浸食輪廻、卍、そして我が屍を越えて行け。
侵食輪廻〜!始まったと思ったら何か後ろの見知らぬお姉ちゃんがおいらの背中にひっついたー!?しかも頭振り出したー!?(;゜∀゜) 何が起こったんだオイと思いましたよ(;´Д`) その姉ちゃん、最後までおいらの背中で体を安定させつつ頭振ってました。髪の毛がわさわさ当たるぞオイ。こっちは頭が振れません(;´Д`)
しかし次が卍だ!このライブで期待してた曲のひとつだから今度は俺様が頭を振る番だぜー!(゜∀゜) 頭の止まった後ろの姉ちゃんの分も振っときました(笑)「名乗る必要はない、なぜならー!二秒で終わりだー!」きーたー!やたら和風なあのギターソロも聴けて俺様超マンゾク。
そしてラスト!我が屍を越えて行け!扇子用意ー!扇子用意ー!このために用意した扇子だぜー!振れー、振れー!と言う訳で思いっきり振りましたよええ。すごい楽しかった。


で、これで終わる訳がない!アンコール。陰陽座陰陽座陰陽座


と言う訳でアンコール。歌詞忘れましたと謝ってらっしゃいました(笑) 京都に縁のある曲ということで陰陽師。CDではしっかり聴いてなかったんだけど格好いいなう( *´Д`*) 語りも素敵。そしてアンコール2曲め、来た!まだまだ魂は燃え上がるぜ!おらびなはい!力の限り、声の出る限り叫ぶぜ!てやてやてやてや!扇子も振るぜー!てかやっぱこの曲熱すぎ。出来れば魂の綱引きがしたかったけどな!


そして終了。とは行かない!もいっちょアンコールまいります。焔之鳥が流れた、という事は鳳翼天翔だっ!…すんませんこの辺もうテンション上がって忘れてます=□○_ ただ、白光乱舞DVDの最初を思い出して拳振り上げてたのは覚えてる(笑) 続いて梧桐の丘。ごめん曲知らない=□○_ …っておいら鳳翼天翔のシングル買ってなかったか…? ともあれラスト、亥の子唄。いつも思うけどどうしてこんな民謡がメタルになるんだろう(笑) バリバリに突っ走ったテンションのまま終了。

…とはいかない。まだ行かない。終わらせない!アンコール3度目。スタッフの人が出てきた!ベースを取り替えた!義経から弁慶に変わった!(゜∀゜) そしてメンバー再々登場!「このツアーを成功させる為に、お前らの魂全部吸い取らせてくれるかー!」という事でラストのラスト、ほんとのラストで悪路王!せんせーマジテンション上がり過ぎ(;´Д`) 臥龍點睛は重金属分は少なめかなと思うけど、やはりライブはライブ、陰陽座はどこまで行っても重金属妖怪だと思い知らされるラストでした…。


終わって…疲れたよ=□○_ 最後に狩姦さんがグッズの帽子被って「ヘルメットの上にヘルメットかぶってる」とか、斗羅さんが帽子を後ろ向きにかぶるとおでこが…「誰がハゲやねん!」やった、この台詞まで聞けたぜ(笑) 満足して力尽きて声も枯れて、へろへろなまま帰途につきました…。


…ライブ終わったら通勤の車内で聴くCDを臥龍點睛から変えようかと思ったけど、無理だわこれ、もっと聴きたくなった(笑)