宇宙戦争

誰もがその邦題を見た瞬間「本来のタイトルは何なんだ?」と思うだろう映画。先週末見てきました。

記念すべき洋画鑑賞in映画館、三度目。当然のように作品の前知識なぞ一切持ち合わせておりません。映画館に行ってからスピルバーグ監督作品だとかトム・クルーズ主演だとか知ったり。スピルバーグの映画ってTVやビデオでもひとつとしてまともに見たことないし。トム・クルーズ?ああトップガンか、うぉーぉーぉーぉーでぃんじゃぞーん♪そんな感じ(何


 で、見た。なんつーかとにかく、実にスケールの大きく小さな心温まるホラー映画。


とにかく(・◇・)とりぽっぽートライポッド怖すぎ。めちゃこわい。ハラハラドキドキ。現実にあんなんが現れたらきっととんでもない恐怖だろうなと。その恐怖を映画館で味わえない俺萎え。主題である家族愛はよく分かったけど、感じられなかった俺萎え。後は死が目前に迫っている状態での人間の醜さが非常に鮮明に書かれているところがすごい素敵。でもそれも「ああそうなんだなあ」としか思えなかった俺萎え。これでそんなシーンに嫌悪感を感じられたらなあと思ったり思わなかったり。あまりにスケールのでかい話を非常にミニマムな視点で描いているために、かなり説明不足だったりして、誰か説明してくれといいたくなりますが、映画の主題は明らかに家族愛なので、ま、それさえ分かればどうでもいいかも。おもしろかった、とにかく面白かった。見る価値あり。


見てる間にぼへーと考えた間抜けな事。


●「大阪じゃトライポッドを3機は撃墜したらしいぜ!」って台詞で、「あー日本は無事、特に北海道が無事、何たって最終兵器・ちせがいるからな!」って思ったのはおいらだけじゃあるまい。
●トライポッドが丘の向こうから現れるシーン、絶対的な「死」が目の前に巨大な姿となって現れるシーンで、「あー、でっかい塊を転がした王子が現れるのって、多分こんな感じですっげぇ怖いんだろうな」なんて思った。